米国でカイロプラクティックは、D.C「Docter」の地位が確立されてます。
世界各国で法制化が進み、発展を続けています。
日本では整体もカイロプラクティックも法制化されていないために
違いを認識していない患者さんは多く、また整体師さん自身も同様です。
カイロプラクティックは、<神経学>であり、100種類以上の治療法が
確立されています。
そのどれもが「いつ」「誰によって」考案され
どういった理論体系に基づくものなのか明確です。
安全で根拠のある治療法の「ディバーシファイド・テクニック」は
多様な要素を含んだ技法で、カイロプラクティックの基本です。
このテクニックで様々な疾病や症状に効果があることが証明されてます。
整体(整骨院)は患部の緊張を揉みほぐしたり、関節を曲げたりしますが、カイロは
傷んだ患部を揉みほぐしたり、痛いのに無理に曲げたりすことは絶対しません。
一時的に血流が良くなり症状が緩和される事もありますが、かえって炎症を
悪化させ、治療期間が長引く可能性もあります。根本的改善にはなりません。
整体は、資格はなく様々な流派が存在します。しかし、公的な論文や研究発表がなく
臨床結果の「根拠」が存在しません。WHOがカイロプラクティックを認め
整体を認めないのは、「安全・効果の根拠」があるという事が
実証できないということです。
接骨院は「柔道整復師」という国家資格 のある人が開く治療院です。
元々は古武道、柔道など、自分たちで治療するのが目的です。
骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷などの怪我に対しての治療院です。
2004年以降、年間 5000人を超える柔道整復師が誕生し多くの整骨院が
出来てきていますが、少子化により逆に怪我人は減る傾向にあります。
多くの患者さんは整形外科を受診するので、患者獲得の為に
本業の範囲を超えた業務もしているのが現状です。
接骨院で健康保険が使えます。接骨院で保険が使えるのは
「急性または亜急性の外傷性の負傷」 です。
外傷による打撲・捻挫・挫傷(肉離れ等)・骨折・脱臼の5つの疾病に限られています。
以下に記した症状は全額負担(保険適用外)です。
●疲労や肩こり・腰痛・体調不良
●スポーツによる筋肉疲労・筋肉痛
●病気(神経痛・リウマチ・五十肩・関節炎・ヘルニア等)痛みや凝り
●脳疾患後遺症等の慢性病
近年、病名のごまかしによる保険請求が問題になっています。
整形外科は医学的検査、レントゲンによる画像検査などをします。骨に歪みが
確認できても患部には触れることはせず、シップと痛み止めの薬で治療します。
症状によって、手術もできます。
痛みの症状が改善されない患者さんが、当院に相談、来院されます。
不必要、不適当なエックス線照射(被爆)であっても、患者さんの多くは近代医療の恩恵?を
受けたと「錯覚」を起こしているケースを聞いた事もありました。
私はレントゲン撮影をして画像検査もできますが、設備を必要としないのと
レントゲン撮影をすれば、診察料が高くなります。
カイロプラクティックでは、そこまでせずとも、問診と触診による診察をし、
根本原因を突き詰め神経圧迫による痛みを取り除きます。
診察後、筋肉に炎症がある場合は冷シップを勧めますが、こちらで用意する事はありません。
あとは自然治癒力に任せ、症状が回復するまで経過をおいて診察します。
5つの西欧医学
食べない生き方より抜粋
http://inedia.jp/
19世紀初頭まで、医学には五つの流派があって、お互いに補完し合って
共存共栄していました。ところが、19世紀にアロパシーのみが唯一科学的根拠の
ある優れた医学として採用され、他の四つの医学は時代の権力闘争などの複雑な要因によって駆逐され衰退しました。
そして、明治維新と共にアロパシーのみが西洋医学として
日本に伝来されてきたのです。
①ナチュロパシー(自然療法)食事療法、温泉療法、半身浴など
②オステオパシー(整体療法)カイロプラクティック、指圧、ヨガ、呼吸法、鍼灸
③サイコオパシー(心理療法)音楽、色彩、催眠、瞑想療法
④ホメオパシー(自然療法)極微量の毒で健康増進、治癒力アップ
⑤アロパシー(薬物療法)症状と反対の効果を持つの薬品投与
アロパシーのみが対症療法で、それ以外の四つは自然治癒力を高める根治療法です。
現代の医学ではアロパシーが主流となり、症状を抑え込む薬剤の使用が中心となっていますが、病気の根本的な原因を取り除くためには、症状の原因を単体的に絞るのではなく、体全体の諸器官の関連性や心との関わりなどを総合的・複合的に捉える必要があります。
4つの江戸時代医学
1.疾医(内科)
2.瘍医(外科)
3.食医(医食同源に基ずく食事療法全般)
4.獣医(獣医)
以上1~3は、
現在再注目されて久しいものです。
カイロプラクティックとの共通点は、
つらい症状などを多種多量の薬物で抑え込むのではなく、
その<原因を排除する>思想哲学でもあるという事です。
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