人類進化と負の遺産

私たち人類が誕生したのは、約700万年前、四足歩行の霊長類と別れ二本足でアフリカの大地に立ったのがその起源である。重力に逆らって二足歩行を始めた人類は、自由になった手で石器を作り、高度な道具を使うことで脳が大きくなり、言語でのコミュニケーションなど、独自の進化を遂げ、農耕や牧畜の発明へと繋がり、やがて高度な文明を築き上げるまでになった。万物の霊長としての栄光の歴史に焦点があてられることはあるが、栄光と引き換えに負った「負の遺産」について語られることは少ない。

 

それは、人類が重力に逆らって二足歩行しだした頃に遡る。

「負の遺産」ともいうべき代表的な症状は「腰痛」である。

さらに、高度な文明社会が、環境や生活習慣の変化の中で

様々な「現代病」を生みだしたのである。

 

ドイツ・ベルリンで閉幕した世界保健サミットでは、ぜんそくや肥満といった現代病の出現を「ダーウィンの進化論」の観点からとらえる新しい医学分野に焦点があてられた。

 

AFP BBNews

世界保健サミットで注目を集めた「ダーウィン医学」とは

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2654427/4784190

 

この「ダーウィン医学」は、今から150年前に発表された進化論にもとづき

「人体はあらかじめ設計された装置ではなく、自然淘汰により形成されていく」

とする考え方だ。

ダーウィン医学が力を入れている研究の1つが、ぜんそくや肥満などの現代病の出現に関するものであり、これらは人体の適応(=進化)が追いつかないほど 速い環境の変化によるものと考えられている。環境の変化の速さには人間の活動が寄与している可能性があり、それには「寄生虫病などの病気を根絶する努力」 も含まれていることさえあるという。

ある研究者は、先進国でぜんそく、アレルギー、自己免疫疾患が蔓延している理由は、「公衆衛生の基準の高さ」で説明できるとしている。それを裏付けるかのように、寄生虫病や細菌感染がまん延している貧困国や途上国では、そのような症例は少ないという。

米ノースウエスタン大のウィリアム・レオナルド教授は、西洋で肥満症が蔓延している原因の1つに、高脂肪・高カロリーのファストフードの普及を挙げた。しかし長期的に見ると、先史時代以来の「摂取する 食べ物の量・栄養分の増加」と「それを獲得するためのエネルギー消費量の減少」の不均衡に人体が適応できていないことが原因として考えられるという。
 
南アフリカ・ケープタウン大のダン・ステイン教授は、不安障害とうつ病に関する研究を発表。「病気」と「防御反応」を区別することが大切だと説いた。例えば、公衆の面前で話す前には、聴衆から暴力を振るわれるわけでもないのに、体は危険に直面するかのような備えをしてしまうという。

同教授はまた、近しい人との死別や大災害のあとのうつ状態は「完全に正常」なものであり、事故・災害・事件の被害者を一律に認知行動療法で治療することは逆効果の場合もありうると指摘した。(c)AFP/Patrick Rahir

 

 

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ネットに落ちてた画像ですが

 

最近では、こんな進化の過程をたどってるらしいです? どちらかといえば、日本人もEUROPEの進化(姿勢退化)のような気がするが、アフリカ人は進化して無いというのか?

 

まぁ、目くじらたてずに、ユーモアと

とらえた方がいいでしょう。

 

アメリカ人は豚になって

韓国人はエイリアン?

日本人は機動戦士ガンダム?

 

 

確かに、機動戦士ガンダムといえば、子供のころよく見たアニメだけど

ロボットの技術力が高いってことかな? それとも脳味噌がマンガってこと?

 

かつて、マンガ好きの麻生元総理は官僚の書いた台本を「未曾有」のことを

「みぞゆう」と読んでしまって、日本国民を大爆笑?させてくれました。


しかし、現総理は読めないじゃなく、書けない総理だそうりー

http://www.asyura2.com/13/senkyo147/msg/372.html

『アベノリスク』7つの地雷が炸裂する地獄の黙示録

 

漢字が書けない総理と読めない副総理が2トップ

確かにマンガです。

笑える笑えない話でした・・・

 

 

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