膝の痛みがとれない患者さん

 

いろんな病院、治療院に行っても膝の痛みが取れない

患者さんが来院されました。

 

カイロプラクティックはWHO(世界保健機関)が認める医療のひとつです。

背骨を矯正することによって、あらゆる部分をコントロールしている神経の
流れを正常に戻すことを目的とした治療をします。


私たちの体には元々、自然に怪我を治したり、風邪を治したりといった
自分で自分の体を修復する自然治癒力が備わっており
それは神経を介して、全ての司令塔である脳と体の器官が正確に

情報を交換することで発揮されます。

 
細菌やウィルスが体内入れば、瞬間的に判断して自然に対応しています。
これは脳が体内や外界からのあらゆる情報を、神経を介して受け取り
適切に反応できる能力を持っているためです。
 
しかし、神経の流れが悪くなっている部分があると体は
悪くなっている部分の情報を100%脳に伝えられなくなります。
もし70%しか伝わっていなければ、脳はその反応として
70%の治癒力しか発揮できないということです。
 
私たちの体のすべてをコントロールしている神経の機能を
正常にしておくことが自分自身の体を守る一番の健康法なのです。
 
例えば、私たちの関節には、関節の位置を感じるセンサーがあります。
このセンサーが脳に常に情報を送ってくれているおかげで、見なくても
指がどれくらい曲がっているか膝がどの位置にあるかが分かるのです。
 
しかし、問診のときに患者さんが、まっすぐ座っているいるつもりが
右肩が下がっていたり、これがまっすぐですといって正しい位置に直すと
逆に曲がっている感じがして、違和感を覚えます。
 
カイロプラクティックの治療後に痛みはとれたが、違和感があるという人が
います。脳が歪んでいた時の状態を記憶しているからです。
 
これはセンサーからの情報が正しく脳に伝わっていないために
頭で思っている関節の位置と実際の位置にズレが生じて起こるのです。
 
サブラクセーションは、カイロプラクティックでは神経の流れを
悪くしている部分を指します。
骨の亜脱臼(完全に脱臼しているわけではなく、骨がわずかにズレている状態)
 
背骨の中を神経の束である脊髄が通っており、そこから枝分かれした
神経が全身に分布しています。したがってサブラクセーションがある部分は、
そこから出ていく神経が支配する器官に悪影響が出てくるのです。
 
膝が痛いからといって膝だけ診て、痛み止めの薬や湿布で
一時しのぎをしたり、手術をしたがまた痛くなったでは堂々巡りです。
 
解剖学、生理学、脊柱学、生体力学、神経学的観点からから捉え、機能不全を
起こしている部位(症状の原因)に対して改善する事が重要です。
 
お陰さまで患者さんは、楽になったと笑顔で帰られましたので
カイロプラクティックの効果があったようです。
 
 
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「死して屍・・・」状態の別名:イサカでした。
 

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