12/1(日)11:30~12:00のNHK-E サイエンスZERO
天然の治療薬? 脂肪に潜むスーパー細胞
https://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp447.html
不健康と不摂生の象徴として目の敵にされてきた体脂肪の中に、様々な病気を治す「スーパー細胞」が潜んでいることが発見され、いま注目されている。この細胞、脂肪組織から取り出されたものなのに、なんと骨・神経・筋肉などの細胞に生まれ変わる能力が。さらには自ら病気の患部を探り当て、治癒を助ける「薬」 のような物質を放出するという驚異の機能を持っている。脂肪に潜む意外な「天然の治療薬」の秘密と、その大きな可能性に迫る。
体脂肪の中に含まれるスーパー細胞は、入手しやすという利点が上げられる。
ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥先生の、iPS細胞が注目されましたが、
それに勝る細胞といえるのかもしれない。
ちょっと、ぽっちゃり太めになると
「メタボリック症候群」などと名付けられ、体脂肪を悪の象徴として病人扱い!
まるで諸悪の根源かのように攻撃を受けた体脂肪!!
その中にスーパー細胞が存在することが発見された。
その細胞は、様々な症状や病気に治療効果を発揮
スーパー細胞"として「間葉系幹細胞」(AT-MSC)が潜んでいることがわかった。
体内の皮下脂肪から取り出された細胞が病気患部を自分で探して
治癒を助ける物質を放出するという驚異の機能を持っている。
また、 骨・神経・筋肉などの細胞に生まれ変わる再生・修復能力が
備わっていることが、乳がん術後の乳房の再生、尿漏れの原因である膀胱周り
筋肉力の回復に臨床結果で証明された。
今後は、筋肉・骨・神経などへの適用研究を進め、糖尿病・肝臓疾患・脳梗塞
アルツハイマー病・パーキンソン病などに対する臨床成功例が期待される。
この細胞は、誰の体内にも存在し、入手しやすいうえ、培養もしやすく、
天然であるから移植しても拒否反応や過剰な免疫反応の不安もない。
まさしく万能の天然薬に成り得る可能性がある。
臨床実績を増やすことにより、保険適用対象に認められることが期待されるが
患者が減っては困る連中に、叩きつぶされない事を祈るイサカであった。
これからは、メタボリック症候群を大切にしましょう。
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