先進国(日本を除く)の総合医療とは

 2013年(平成25年)1月某日 NHK総合テレビ 「視点・論点」で放送

 

  イギリスのスコットランドで総合診断に勤務する、30代日本人医師のお話です。

 

      (日本を除く)先進国医療では、患者さんが

 

    《痛みや不調を訴える部分に原因が存在するとは限らず

 

    腰からくる頭痛や、頭蓋からくる腰痛は

 

     珍しい事ではないとよく知られています。

 

 当然、米国医療のカイロプラクティックも同じ思想です。

 

          しかし日本でヒザ痛を

 

 「腰からくる病気」、などと正しい診断をすれば、患者さんに「疑念」

 

 持たれるばかりかドクターとしての「信頼」まで失う危険があります。

 


         出演していた日本人の英国医師は、

 

   日本には真の「総合(統合)医療に対する概念の欠如」を説いていたわけです。

 

  疾病に対する、医学のあり方や、医学教育の正しい方向性を・・物静かに

 

  説いていました。

 

      つまり、ヒザが痛ければヒザだけを、腰が痛ければ腰だけを

 

    診るだけの日本には、真の「統合医療教育」自体が必要だと...。

 

    日本の場合、「一次医療」(かかりつけ医)、

 

                              「二次医療」(中小病院)、

 

                        「三次医療」(大学病院)のシステムとは、

 

     要するに村や町の医院で診断や治療ができなければ中小病院へ、

 

   それでも難解な症例ならば大学病院へ患者さんを送りつける、という事です。

 

       イギリスはじめ、他の先進国では大学病院、中小病院より

 

 規模、設備が劣る個人病院のほうが経験と高度な診断能力が求められるそうです。

 

       

         現実にあった珍しい日本の一症例を…。

 

     とある方が腰に謎の発疹が多発し驚いて町の皮膚科を訪れました。

 

    熟練した医師は、さわりもせず見ただけで

 

   「これは皮膚の病気では無いですよ!あなたは腰痛持ちでしょう。

 

  腰の骨から来ているもので、皮膚科ではなくご近所の整形外科へ行きなさい。

 

  紹介状をお書きします。」

 

   紹介された整形外科で飲み薬をいただいて約10日間で皮膚病は

 

  完治したそうです。

 

      
       日本の名ばかりの総合診断科や統合診断科医療では

      発疹なら皮膚科へ案内し、根本原因を100%近く見逃す事かも。。。

       患者さんは、何も知らず永久に病院通い…

     

    上記のイギリス、スコッランドの総合病院ではこのような患者さんを

  

   いきなり整形外科へ患者さんをご案内することでしょう。

 

 

   NHKも日本ではタブーのスゴ~い内容を放送したものだと驚きました。

 

 

        

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「死して屍・・・」状態の別名:イサカでした。
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