とりとめのない個人的な古い記憶を一話だけ。
小学生の理科の時間に葉緑素を習いました。
顕微鏡写真でしたが「緑色ではありませんでした。」
不思議に思って先生に質問したら怒られた。(笑)
その時間はその疑問で頭がいっぱいで全く授業が耳に入りませんでした。
そういえば、作家 夢枕獏さんも幼いころ、推薦の図書は面白くなかった、
と嘆いていました。
夢枕さんは先生からもっと「心が洗われるような作品を読みなさい。」と
言われたそうです。「怒りの葡萄」なんかも読んだそうです。
同級生は感動したと興奮していたそうですが夢枕さんは「ちっとも面白くないんだもの」と感じたそうです。(自分の意見も大事)
小さな疑問から入門しないと、医学に関わらず、頭でっかちの研究者が大量生産されてしまいます。つまり、基礎をバカにするなって~の!(小声で)
『先生の希望する答え』を嗅覚で感じ取り、答えることばかり考えていると、
創造性に欠けてしまい医科歯科系の場合は不調を訴える患者さんに対して
悩みを理解しようともせず、
「治ることになっている」と平気で患者さんを威圧する、
こんな環境では《ド近眼の長身イケメン医者》が大量生産されそうだ。
時代が「素朴な疑問を持つ人間」に対して日教組は怒る。そんな時代でした。
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