入浴中の死亡事故は交通事故死の3倍

 

40代のある患者さんが、温泉施設で飲み食いしたあと43度の源泉に入り、極楽気分で非常に気持ち良かったが、上がった瞬間倒れそうになり死にそうなった経験をしたそうです。

 

入浴中の急死 推計1万7000人 NHKニュース

入浴中に突然心肺停止となり亡くなった人は2010年の1年に高齢者を中心に1万7000人に達した。月別では1月が18.2%と最も多い。年齢別では75歳以上が8割占める。寒い脱衣所と熱いお湯との温度差によっておこる「ヒートショック」が主要因か。

 

ヒートショック現象とは急激な温度変化が短時間に起こることで、血圧が急激に上がったり下がったりすること。入浴直後には脳出血、入浴中には脳貧血や意識障害、入浴後には急性心筋梗塞と脳梗塞が起こりやすいといわれています。

 

入浴時に寒い脱衣所や浴室へ入ったり出たりする時に起こりやすく、高齢者や高血圧、糖尿病などを患っている人ほど、室内の寒さで血圧が大きく上昇する傾向にあり、生命への危険性が高いです。

 

自宅浴室での死亡者は交通事故死の約3倍(病死扱いを含める)

お風呂は毎日のように入るので、その分リスクが高いと言えます。

 

入浴のタイミングとして避けたいのは、食後1時間以内。食事の直後は、副交感神経が活性化され、血液が消化器官に集中するため、血圧が下がりやすくなっているからだ。食事をしたあとに入浴するのであれば、1時間半以上、開けるように心がける。

 

飲酒後の入浴は特に注意する。アルコールには血管を拡張する作用があるため、血圧は下 がった状態となる。飲み食いした後は、血液が消化器官に集められるため、さらに血圧が下がる。入浴の際に起こる血圧の急激な上 昇と入浴後の下降が最も危険です。

 

入浴時の事故は、いくつかの条件を守れば確実に防げる。

重要なのは、できるだけ温度差をなくすこと。

 

冬場は脱衣所に暖房機器で暖かくし、浴室も入る前に湯気を出したり、あるいはシャワーで温水を流した状態にして浴室全体 を温めておく。脱衣所、浴室と湯の温度は38度~41度程度にし、高温の湯は避ける。

 

お風呂好きだと、長い時間浸かってしまいますが大変危険です。長時間浸かっていると、体内の水分がかなり奪われ、ドロドロ血液が、脳に必要以上に巡る事によって、脳梗塞を引き起こしやすくなります。

 

半身浴で38度ぐらいの温度で、30分以上浸かると大量の汗とともに体内の毒素も排出するので非常に身体に良いといわれますが、その時注意する事は水分補給を必ずすること。

入浴後は、喉が渇くので意識しなくても水分をとりますが、入浴前水分補給し、入浴中にはペットボトルに水を入れ、渇きを感じなくてもたびたび飲むようにすようにする。

 

以上の事に注意すれば、入浴時の事故を防ぐことが出来ます。

 

 

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「死して屍・・・」状態の別名:イサカでした。
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