世界で一番長生きが多い里~中国・広西巴馬

 

「プレミアム8 世界一番紀行 世界で一番長生きが多い里~中国・広西巴馬」

 

「世界で一番長生きが多い里~中国・広西巴馬」

 

 

「長生き」には何が必要なのだろうー。100歳以上の超高齢者の割合で世界一と言われる中国広西チワン族自治区・巴馬(バーマ)を俳優の吉本多香美がたずね、長寿の秘密を探る。

長寿の基準はさまざまだが、今回は100歳以上の超高齢者の割合に注目。巴馬(バーマ)の人口は25万。そのうち100歳以上のお年よりは81人。人口1 万人当たりだと3.2人になり、この割合はユネスコが設けた長寿地域の基準の約4倍。世界で一番高いという。しかも寝たきりの人は1人も居らず、みんな現 役で働いている。

 

巴馬長寿研究所の陳所長

長寿の秘密①は「自然環境の力」。まず水質。石灰岩の山の中から滲みだした水にはカルシウムなどのミネラルが豊富に含まれている。PHは7.8~8の弱アルカリ性で飲料水に最も適している。中国の一般的な飲料水はPH6程度の弱酸性なので、それとの違いは歴然。


長寿の秘密②は「食べ物の力」

野 菜は今朝採った物ばかり。その日に採ったものでなければ、市場では誰も買わない。巴馬のお年よりは肉を3日食べなくても平気だが、豆を1日も食べずにはい られない。

特に豆腐は大好物。穀物も健康に良いものばかり。特に「麻の実」は血管を柔らかくするので高血圧の予防になる。天然のタケノコやキク ラゲなどにも事欠かない。

 

男性も元気。102歳のお爺さんは、拳法の達人。

95歳の4代目漢方医師も現役。

体のあちこちの脈で病気が全て分かるという。

そして代々伝わった処方で700種類以上の薬草を使い分けているという。

 

長 老の103歳のお婆さんは、目も耳の完璧。肉眼で針に糸を通す。

そして未だに孫たちに生活の知恵を教え続けている。しかし酒の造り方などはまだまだ伝授で きていない。そしてひ孫に矢継ぎ早に指示が飛ぶ。「若い子には少しずつ教えていく。

一度じゃ覚えきれないだろ」。そして若者の良き相談相手にもなって いる。

 

このお婆さんが一番つらかったのは、文化大革命の時に、40歳だった長男が5人がかりで頭を殴られて殺されたこと。それは頭が良かったのが理由。

それからは6人の孫を育てるために懸命に働いた。

 

長寿の秘密③は「生活の習慣」

巴馬のお年よ りは、みな現役で働くことが大好き。働かないとかえって調子が悪くなってしまう。きつい仕事は出来なくても、何かしら出来ることを見つけ、働くことを決し て諦めません。毎朝日の出とともに起きて、昼間は適度に働き、夜8時には床に就くという、自然のリズムに合った生活を送っています。

 

長寿の秘密④は「家族の力」

こ の家族は写真に写っていない人を含めると100人以上です。巴馬の長寿の理由で私が一番重要だと思っているのが家族の力です。このご一家も5世代同居。お 年よりは孤独感や寂しさを感じません。特にこの地域では親孝行の伝統が色濃く受け継がれています。親不孝者は結婚できない、という言葉があるほどです。長 老は家族に尊敬されているのでストレスが無く、精神的に豊かな日々を送れるのです。

 

番組の最後、先の103歳の長老のお婆さんの言葉。
「自分の人生に、いずれ終わりが来ることを考えたことはありますか?」
「そういうことは考えないようにしているんだ。私は1日1日を生きられればいい。終わりが来ることなんて考えない。ただみんなと1日1日を過ごせればいいんだ。ここまで長生きしたんだからいつ死ぬかなんて考えないよ

 

 

中国・広西巴馬の人は、長生きしたいと思って長生きしている人は誰もいない。

みな毎日一生懸命に充実した生活 をしている。毎日いつもの通り働き、家族から大切にされ、良い空気と水と新鮮な食べ物を食べて自然に共に生きている。

 

日本も長寿国といわれてますが、その実態は「薬漬け」にされて

寝たきりになっても延命治療を施され、無理やり生かされてる。

そこに充実した幸福な生活はあるのでしょうか。

 

 

 

読んだら応援クリックお願いしますね。

「死して屍・・・」状態の別名:イサカでした。
にほんブログ村 健康ブログ カイロプラクティックへ